住宅性能

あわじの宿 椿は、高気密・高断熱仕様の宿泊施設です  新築のZEH基準を上回るHEAT20 G1の快適な住み心地を是非体感してください。

宿泊時のチェックポイント5選

  • 〇断熱性能による快適な住み心地
    12月から2月の冬期は室温約20度、7月~8月の夏期は室温約24度で快適にお過ごしいただけます
  • 〇冷気を感じることがない気密性能
    気密処理をしているので、電気コンセントから冷気を感じることはありません 
    断熱性能が良くても気密性能が悪いと、本来の断熱性能を発揮することができません
  • 〇窓サッシの断熱性能
    冬期、窓サッシの近くでも冷気を感じることがなく快適にお過ごしいただけます
  • 〇無垢のフローリング
    冬でも冷たさを感じにくく、夏は素足で歩いてもべたつきません
  • 〇鋳物ホーロー浴槽ならではの高い蓄熱性
    浴槽自体が蓄熱する特質を持っているため、身体の芯まで心地よく温まります
    またその熱が冷めにくいため、湯上がりの心地よさが格段に違います

※参考:タカラスタンダード株式会社

断熱性能UA値=0.52w/(㎡K)
リノベーションにより、築42年の無断熱住宅が「ZEH基準」を上回り「HEAT20 G1」まで断熱性能をあげることができました。
 
67㎡(約41.35畳)の広さをエアコン1台(8畳用)で温度調整をしています。

真冬でも温度差のない居住空間が確保されていて、居心地はとても快適です。

気密性能C値=0.6 ㎠/㎡    N値=1.47
C値とは、家の大きさに対して、どれくらいのスキマがあるかを表した数値です。
一般的にC値が、1.0以下であれば高気密住宅と呼ばれています。

気密性能が低いと、断熱性能がいくら良くても断熱性能が落ちます。


例えるなら、どれだけ暖かいダウンジャケットでも、前のファスナーが開いていれば寒いのと同じです。

防湿性能について
壁体内結露を防止するため、防湿シートにはデュポンタイベックスマートを使用しています。

可変透湿気密シートなので、冬型結露・夏型結露の防止にも対応しています。

高気密・高断熱仕様住宅は、防湿をいかに徹底するかが最も重要だと思います。

宿泊だけでなく、時間単位のご利用、断熱体験見学にも対応しております。
新築・リフォームの参考にもご利用ください。
お気軽にお問合せくださいませ。

日本の住環境の悪さがよくわかります。

欧米では、冬の最低室温規定が定められている国が多くあります。


今後、日本でも健康で長生きができる住環境が求められていくでしょう。


当施設では、真冬の1月、エアコン1台、室温約20度でお過ごしいただけます。
ヒートショックの防止には温度差の少ない環境が重要です。

WHO(世界保健機関)は2018年11月に「住宅と健康に関するガイドライン」の発表をしました

冷たい空気は肺に炎症を起こし、感染症などの呼吸器疾患のリスクを高めます。

寒さは血管を収縮させ、脳卒中、くも膜下出血、死亡などの心血管へ影響を引き起こす可能性があります。

安全でバランスを取った室内温度として18℃が提案されています。

参考:WHOの住宅と健康のガイドライン

なぜ温暖地域の方が、冬季死亡増加率が高いのでしょうか。

その理由の一部は、冬の温暖な地域は、住宅の断熱性能が悪く室温が低いため、呼吸器疾患や心血管疾患を引き起こすと考えられます。

平成28年、厚生労働省の調べでは、家で亡くなる人は交通事故で亡くなる人の「約3倍」も多く、 特に溺死及び溺水で亡くなる人も多くいます。

参考:WHOの住宅と健康のガイドライン
参考:厚生労働省人口動態統計(2014年)